日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています
リニューアル作業をしながら、
今度のさんぽ道には、もうカウンターは付けないと決めていた。
初めてサイトを公開したころは、
カウンターの数字はとても気になるものだった。
伸びていく数字は、励みになり、自己満足感をくれるものだった。
でも、同じようなコンテンツを持ったサイトが、
もっともっとアクセス数を伸ばしていると、
「さんぽ道」とどこが違うのだろうかと気になって、焦りを生むこともあったっけ。
アクセス数を増やすため、広報活動に出歩くこともあった。
そして、そんなことをしていると、
多くの時間が過ぎて、どこかに空しい気持ちが積み重なっていった。
2度目のリニューアルをしたころ、
そんな気持ちから、フッと開放されたときがあった。
多分、自分の中で、ひとつの形を作ることが出来たという満足感。
他のサイトとは違う、自分の色が塗れたかも?という、そんな気持ち。
そのときから、カウンターの数字の伸びは全く気にならなくなった。
だから、3度めのリニューアルでは「0」からの再スタート。
「誰かが見てくれている」と、
僅かずつ増える数字を見て、ただ感謝の気持ち、それだけで・・・
それももう、必要性すら感じられなくて、
今度のサイトには使わないつもりでいたけれど、
やっぱり、トップページに付けたのは・・・
一度止まった時計が、また動き出す・・という、
それはまるで、ドラマのワンシーンみたい、
と思ったからだった。
カウンターのCGIには、閉じたときの最後の数字のデーターが残っていた。
時計は、その数字を指したまま、まるで事故にでもあったように、
シン!と止まっていたのだった。
そのまま眠らせてしまうのは、
なんだか、自分のサイトの命を、そこで止めてしまうようだと、
そんな気持ちがしてしまったのだ。
そこで、カウンターのCGIを新しいサーバーに設置してみる。
カチカチと、また時計が動き出すように、
カウンターも新しい数字を刻み出した。まるで、命が蘇ったみたいに。
意味の無いことなのかもしれないけれど、そのとき私はちょっと感動。
そして、新しいさんぽ道にも、以前と同じカウンターが置かれ、
今日もかすかに、アクセス数を刻み続けている。
いつか、自分の踏むアクセス数しか刻まなくなったら、
そのときは、静かにサイトを閉じることにしよう...