小さなエッセイ

日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています

2005年06月22日

固まった髪に

耳の上にかかる髪をかき上げたとき、
指の先に髪がひっかかり、もつれた髪を解こうとして、「!!!!!」
髪は、米粒よりも少し大きいくらいに固まって、ガチガチだった。
指先はしっかりと抵抗されて、固まった髪はビクともしない。
どうみても、これは接着剤・・・?

そう。それは瞬間接着剤だった。
左手中指の爪が割れて、瞬間接着剤をつけたから、
きっとそのときに、何かの手違いで、髪の毛に付いてしまったみたい。

一本一本、丁寧に解きほどきながら、
(瞬間接着剤だから、簡単にはほどけないけど)
フッと忘れていた感触を思い出した。

うちの娘たちは小さい頃、二人とも髪が長かった。
子どもって、不思議と決まって、どこかで髪にくっつけてくる。
チューインガムを、その柔らかな長い髪の毛に。

髪に付いたガムを取るのは、ほんとうに大変な作業で、
無理に取ろうとすると、「痛い!」と泣き声の娘。

色々な「知恵袋」から、
ガムをドライアイスで冷たくすれば取れる・・・とか、
ドライアイスが無ければ、トクホンダッシュなどのエアスプレーをかけると、
瞬間的に冷えて固まるから取れる・・・とか。

でも、なかなか、そんな風に簡単にはいかなくて、
泣き出す娘をなだめながら、私は、必死で一本一本髪をガムから剥がし、
やっと全部取れると、ホッとして「やれやれ」・・・

自分の髪につけた瞬間接着剤を取りながら、
そんな懐かしいシーンを思い出してしまった。
もう遥か昔のことだけれど・・・

投稿者 sako : 20:31 Write:20:31