日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています
「自分史」を書くことを目標として、
私の教室に習いにこられた生徒さんがいる。
Wordの色々な使い方を覚え、
古い写真を取り込むためスキャナを購入され、
少し危うくなったノートPCの後継として、ピカピカのノートPCも購入された。
バックアップのために、CD-Rに書き込むこともマスターした。
あとは、コツコツと書き溜めるだけになり、
週1で通われていた教室は一旦休止。
質問が沢山溜まったら、単発で教室に通われて来る。
先日、久しぶりで見えられたその生徒さん。
ノートの中には、既に数十ページにおよぶ自分史の原稿が出来上がっていた。
少し見せていただくと、
セピア色を感じさせるような古い写真をあちこちに配置しながら、
年代を追って、その方の人生の歴史が綴られていた。
今はすっかり元気でいられるが、ガンの手術もされたという。
「友達の中には、自費出版をした人もいるが、
自分はただ、子ども達や孫たちに、
私の生きてきた時代を知ってもらうだけでいいから」と
Wordで作り、プリントし、束ねることができれば良いと言われていた。
ひとつの人生の軌跡が、パソコンの中で、
一本の道となって連なっていく。いぶし銀のような光を放ちながら。
そんな風に思えて、
何だか少し、感動してしまった。