小さなエッセイ

日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています

2005年07月06日

おれおれ詐欺(振り込め詐欺)も、リフォーム詐欺も、
お年寄りを狙っているところは、まったく同じ穴の狢。
ただひたすら、腹立ちを抑えきれない。

教室の生徒さん、少し高齢の方が以前言われていたっけ。

「屋根を直しませんか? 壁を塗り替えませんか?
シロアリの点検駆除をしませんか? 石塀にヒビが入っていて危険ですよ...
等々と、玄関にずかずかと入ってくることは年中で、
若い青年だからと、つい話を聞いてしまうと、長居をされて
断るのに一苦労するんですよ」

その方は年下の私なんかよりも、ずっとしっかりされているので、
幸い被害に遭ったことは無いそうだけれど、なんと危険な世の中だろう。
ちょっと人の良い、気の弱い方だったら、
きっとひとたまりも無いことだろう。

そんな風に、お年寄りを手玉にとって、荒稼ぎをしている詐欺師たち。
その人たちにも、父や母はいるだろうと思うのに。
きっと、遠くはなれた故郷で、息子は当たり前の仕事をして、
当たり前の家庭を作り、暮らしていることと信じているだろうに。

そんな自分の親たちの顔、少しも浮かばないのだろうか?
騙している相手のお年寄りと、自分の父や母の姿が、
重なって見えることは無いのだろうか?

所詮、それらの詐欺師たちに、親を思う心なんか、
とっくに擦り切れてしまっているのだろうけれど...

投稿者 sako : 20:34 Write:20:34