日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています
教室前の紫陽花も花期が終わり、「来年もたくさん咲いね」と願いながら、
花枝を切り落としていた。
午前の道路は、案の定、生徒さんが沢山通る。
庭仕事は汗をかくから、ノーメイクで日焼け止めだけ。髪もボサボサ。
そんな普段着姿の私に、「おはようございま~す」と
数人の生徒さんが声をかけて、駅の方角へと通り過ぎていく。
ま!いっか!
「いつもここを通るとき、こちらの紫陽花をいただけないかな、
と思っていたんですが、お願いしてもいいでしょうか?
庭には、挿し木で沢山の紫陽花を増やしているんですが、
こちらの紫陽花は珍しい色なので、是非欲しくて」と
見知らぬ中年の女性から声をかけられた。
「どうぞ、どうぞ」ニコニコの私。
また違う人。シニアの男性。
「紫陽花、終わりましたね。
楽しませていただき、ありがとうございました」
と、深々と頭を下げられてしまって、恐縮して私も頭を下げる。
教室の玄関先の雑草を抜いたり、伸びすぎてしまったヒメツルソバを
バサバサと切り取って、すっきりさせていたら、
また、通りすがりの女性が、
「このお花、切ってしまうんですか?
うちの庭に植えたいので、もらっていっていいでしょうか?
このお花、可愛くて好きなんです」
と、切り取られたヒメツルソバの茎を見て言われた。
「伸びすぎて、階段を覆ってしまうので、
いつもこうして切ってしまうんですよ。
よかったら是非持って帰って植えてください」
繁殖力旺盛で、どんどん伸びるヒメツルソバ。
でも花は、ぼんぼりのようで、ほんとうに可愛い。
その方に、何本も持っていっていただいた。
ついでにその方、
「パソコン、覚えたいと思っているんですが・・・」と
今度は、教室のことをいろいろと質問された。
慌てて、先生顔になる私。
「せんせ~ 今日はお休みですか?
お掃除、ごくろうさまです~」
また、生徒さんが手を振って、通り過ぎていかれた。
お休みの日の午前のことでした...