日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています

夢のような数日を過ごして、
今はまた、いつもの現実の日常の中...
長女の嫁ぐ日が決まり、
夫から、至上命令が下りていた。
「今しかないかもしれないから、家族5人で旅行をするぞ!」
子ども達が小さかったころは、
ファミリースキーや、夏休みのドライブ旅行や、
そして夫の郷里への帰省など、
家族揃って出かけたことも多かったけれど、
それもいつしか姿を消し、
もう何年、家族旅行というものをしていなかっただろう。
それでも、夫の至上命令に最後まで抵抗していた私。
さくらを置いてはいけないからと。
夫と口論の挙句に決まったギリギリの決断。
3泊5日の家族旅行。
きっと最初で最後の豪華なその旅は、
私には初めての外国旅行。
と、言っても、何から何まで日本語の通じる、
どこもかしこも日本人だらけのハワイだけれど。
夫も子ども達も、どうしてこの旅行をすることになったかなど、
とっくに忘れて、青い海と青い空を堪能してた。
でも、私は...
皆で食事をしているとき、
夜の街を買い物へとぞろぞろ歩いていくとき、
朝日が、ダイアモンドヘッドを赤く染めてゆくのを眺めているとき...
嫁いでゆく娘を思い、
また、やがて嫁ぐだろう下の娘や、
すっかり大人になった末の息子を思い、
人生の長さと短さを、重ねるように、同時に感じていた。
それにしても、海の碧さ、空の碧さ!
良かった! 夫との口論に負けて。
だけど... 飛行機事故が起きたら、
みなし児になってしまうさくらのことが心配で心配で。
無事に帰れて、ほんとにホッとしています。