小さなエッセイ

日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています

2005年09月26日

運転席に

賑やかな通り、渋滞している車。
そんな中、急ぎ足で信号を渡っていたら、
向こう側から、若いお母さんに手をひかれた、可愛い女の子が歩いてきた。

3歳くらい。きっと何にでも興味しんしんの年頃。
女の子の悪戯っぽい丸い目は、
信号待ちをしている車の運転席を見て、ピタリと止まった?

私も、つられてその車の運転席に視線が移り、そして、
女の子が何に興味を引かれたのか、すぐに分かったのだった。

運転していたのは女性。そしてハンドルを握る両手の間から、
コーヒー色をしたトイプードルの小さな頭が、ヒョイヒョイと動いていた。

クリクリの目をした可愛いプードル。でもその犬の居た場所は、
運転席のドライバーの膝の上・・・

「ね、ママ! あぶないよね。パパがいけないって言ってたよ。あぶないんだよ」

横断歩道を渡り終えても、女の子はまだ気になるように、
何度も何度も、後ろを振り返っては、その車の運転席を見ていた。

突然、犬が予期せぬ行動を起こしたら、ドライバーの女性は、
咄嗟に対応できるだろうか?
お父さんの言う通りだよね。とってもあぶないことだよね。

投稿者 sako : 21:33 Write:21:33