小さなエッセイ

日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています

2005年12月04日

小さな足

東京まで出かけた帰り、東海道線の4人がけボックス席に座った私。
そこに同席していたのは、若いファミリーだった。

幼稚園年長さんくらいの女の子と、2歳くらいの男の子。
スリムできれいなお母さんと、
日曜日の家族サービスに、ちょっと疲れたみたいなお父さん。

今日はどこで遊んできたのかな?
女の子はやがて、お母さんにもたれるように、スヤスヤと眠ってしまった。

男の子はスポーツドリンクのペットボトルを、両手で抱えてコクコクと飲んでいた。
その手の、なんて小さなこと。
隣の席で、じっとその小さな手を見入ってしまう私。可愛くて!
ヘンなおばさんと思われたかな?

男の子は退屈そうに、お母さんの膝の上で
足をブラブラさせていた。
その足が私の膝の上にも、ツンツンと当たる。

その感触・・・  小さな足の感触・・・
懐かしいな~

と、遠い昔の、あの愛しい感触を思い出していたら、
男の子のおかあさんが、申し訳なさそうに私に会釈をした。
私は慌てて手を振って、彼女にニッコリと微笑んだら、
きれいなお母さんもニッコリと微笑を返してくれた。

ここのところ、なんとなく緊張した気持ちの続いた日々。
今日は、久しぶりの友人に逢って、ゆったりと開放された心に、
小さな男の子のヤンチャな足の感触が、すごく心地よかったなあ。

(そろりと、再スタートのエンジンをかけて、なんとかキーを打ってみました)

投稿者 sako : 21:53 Write:21:53