小さなエッセイ

日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています

2006年06月06日

忘れてしまっていた時間

060606letter.jpg

ふんわりぬくもりの感じられる手紙が届きました。
もう25年ほども前からの友人です。
(指折り数えると、その年月の長さにビックリ)

感性のとても豊かなその友人に感化されて、
彼女に教えてもらいながら、パッチワークを覚えたのだったっけ。
一緒に、お教室に習いに行ったり、
友人の家で、チクチク針を動かしながら、いろいろなお喋りをするのが、
私にはほんとうに楽しい時間だった。

でも、もう何年、そんな時間を過ごしていないだろう?
小さな布を繋ぎ合わせて、少しずつ少しずつ、
形になるものを仕上げていく。
それは、すぐに結果がでるものではなく、
ゆったりとした時間の流れの、そのずっと先へ、
イメージを膨らませながら、作り上げていく。

今、私のしていることは、ほとんどが、速効的に結果が出てくる。
パソコンはその最たるもの。
キーを押せば、すぐに反応して、答えを出してくれる。

静かなゆったりとした昼下がりの光の中で、
チクチクと針を動かして、時を過ごす。
そんな贅沢な時間を、まるで忘れてしまってた。

「作品を見せてね」と頼んだ私に、答えてくれて、
こうして送ってくれた愛らしい作品たち・・・に
忘れていた贅沢な時間を、ふと思い出したのでした。

また、いつの日か、そんな時間を過ごすことがあるのかなあ?

投稿者 sako : 21:21 Write:21:21