日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています
日曜日朝刊の読者欄、今日のテーマは「傘」だった。
投稿の中に、
幼いころ、駅まで傘を持って父を迎えに行った話しが載っていて、
「そうだったなあ・・・」と、遥か昔の風景が浮かんできた。
その昔、多分折りたたみ傘はまだ一般的でなく、
透明のビニール傘なんてもちろん無く、
傘は大事なもので、置き傘の習慣すらなかったあの頃。
だから、突然雨が降ってくると、
駅の改札口の前に、傘を持って「夫」を「父」を「子供」を
迎える人たちが集まってくる。
下校時間に雨が降ってくると、校門の前には
傘を持って迎えに来てくれるお母さんたちの姿。
あの頃、それはごく当たり前のことだった。
今ではほとんど考えられない。
傘を持って校門に迎えに行ったら、
「過保護のお母さん」というレッテルが貼られてしまうことだろう。
私も、小学校の頃を思い出してみる。
少し年をとってから私を生んだ母は、滅多に学校に来て貰えなかった。
でも、突然の雨に、傘を持ってきてくれたのは、
確か、年の離れた姉だったような気がする。
校門の前に、お母さんの姿を見つけた子供たちは、
みな一様に、ちょっと恥ずかしげで、そして嬉しそうだったっけ。
懐かしい風景を、久しぶりに思い出した朝でした・・・