日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています
今年を現す漢字は「命」と決まったそうだ。
そう。今年はいじめによる自殺が相次ぎ、
また、飲酒運転による死亡事故にも胸を痛めた。
命の尊さと相反して、命の軽さに、ほんとうにやりきれない1年だった。
そして私には、人間以外の命についても、沢山の思いが重なる1年だった。
あちこちで人里に出没した熊たちは、次々に殺されていった。
小さな小熊から、大きな熊まで。
地面の上に横たわる熊の体。熊は何も悪くないのに・・・と
いつも不満だった。
熊の居場所を奪ってしまったのは、誰でもないこの人間たちなのに。
一方で、崖に逃げ込んだ野犬を、必死で救い出そうとする人間。
哀しそうに助けを求める野犬の遠吠えに、誰もが胸を痛めた。
崖から網の中へ落ちて、助けられたときはほんとうにホッとしたけど、
でも、とても複雑だった。
この野犬を飼いたいと申し出た人が何人もいたという。良かった・・・
だけど、元はといえば人々が飼えなくて捨てた犬が野犬になり、
捕獲されたらほとんどは、そのまま殺処分となる。
助けられた犬の命と、殺処分される犬の命、どこで違ったのかと?
広島ドックパークの事件は、誰もが、痛ましい犬たちの映像に憤りを感じた。
その後、多くの犬たちが救われていった様子に安堵したけれど、
今度は、犬たちの保護を行っているアークエンジェルスという団体に
寄付金横領の疑惑が持ち上がっているという。
真相は分からない。だけど、人間の身勝手が、
口のきけない動物たちの命を弄んでいるようなことばかりが続く。
いつから、人間ってこんなに偉くなったのだろう?
今年の漢字になったという「命」の重さ、改めて考えてみなくては・・・