小さなエッセイ

日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています

2006年12月24日

イブの夜だから

とりあえず、骨付き鳥ももを人数分焼いて、
ポテトのソテーやフレッシュサラダを作った夜ごはん。
食材を買いに、街を歩くと、
コンビニの前も、パン屋さんの前も、
若いアルバイトの女の子が「クリスマスケーキいかがですか~?」
と、ちょっと寒そうにしながら声をかけていた。

そう、クリスマスイブだものね。

ほとんと関係ない・・と、不満そうに言ってみるけど、
だけど、心の中は、なんとなくなんとなく。

クリスマスが、なんとなく切ないのは、なんでかな?

きっと、沢山の「クリスマスなんて関係ない」とつぶやく大人たちも、
どこか心の中で、なんとなく切ないのではないだろうか?

それは、ね。

ずっとずっと、自分がまだ、ずっと若かった頃、
恋しい人を想って、一人で過ごしたイブがあったから・・・
大好きな彼に贈る毛糸のマフラーなどを編みながら、
でも結局渡せずに、一人きりで過ごしたイブがあったから・・・
教会のミサに並んで、美しい賛美歌に心震えた夜があったから・・・
恋人同士で、寒い夜道を朝まで歩いたイブがあったから・・・

もう、すっかりロマンティックではなくなってしまった夜だけど、
そんな遥かなイブの夜が、心のどこかにジンと滲んできて、
それで、切なくなるのかな。
そんな風に思います。

すべての人に、素敵なイブの夜を・・・

投稿者 sako : 20:38 Write:20:38