小さなエッセイ

日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています

2007年01月30日

「しつけ」よりも大切なこと

問題行動を抱えた犬は、何が原因なのだろう?

八ヶ岳の「犬の牧場」で、100匹以上の犬たちと暮らした著者が、
確信を持って、その原因を挙げていた。

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多くの「犬のしつけ本」などに載っていることは間違いだらけだ。

飼育者のしつけ方法が悪いわけでもなく、犬が悪いわけでもない。
あまりに小さいときに、母親から引き離したことで、
すりこみの不足と、母犬やきょうだい犬からの学習不足が
問題行動を抱えた犬を生む。

仔犬は、母犬とのスキンシップ(すりこみ)や、
きょうだい犬との喧嘩遊びなどから、
コミュニケーションの仕方を覚え、むやみに怖がらず、
穏やかな、社会化した心が育つ。

そのボーダーラインは60日(生後2ヶ月)で、
出来れば、子犬が社会性を習得できる90日間は
母犬の元で育てるべきである。

生後40~50日くらいで子犬が販売されている日本のペットショップ。
英国、米国、その他多くの国では、生後8週齢以下の子犬の販売を禁止している。
また、英国などでは、子犬の店頭販売は見られない。
生きている犬は、ペットショップのガラスケースで売られるべきではない。

生後60日に満たない時期に母犬から離された仔犬の場合は、
出来るだけ、子犬のうちに、多くの犬に接する機会を与えることで、
安定した成長が見られる。
また、人ができるだけ触れてあげ、遊んであげることが大切。

ペットを販売するのに、小さければ小さいほど可愛くて売れ行きがよく、
ペットショップは、できるだけ小さいうちに母犬から離してしまう。
やがて問題行動が起きれば、しつけの本が売れ、
しつけ教室や、犬の訓練士の出番になり、
犬の根本の原因を無視して、ただ一方的な、あるいは暴力的なしつけを行う。
犬にとって、ほんとうに大切なことは何なのかが抜けたままで。

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大雑把で、ちゃんとまとめられなかったけれど、
(もっと、興味深いことが沢山書いてあったし)
著者の言いたい大事な部分を書き出してみた。

以前から、ペットショップのガラスケースを見るのが、とても辛かった。
可愛いけれど、痛々しい。売れ残った子犬は?と思うとぞっとする。
早く、良い飼い主が見つかってね、といつも心で声をかけていた。

日本でも、もっと子犬の流通ルートと繁殖を規制するべきだと思う。

そして、方向の違う「しつけ」ではなくて「愛情」をたっぷりと与えよう。
犬は、人間の下にいるべきものではなくて、
人間の最高の仲間であり、最高の伴侶なのだから。

投稿者 sako : 21:41 Write:21:41