小さなエッセイ

日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています

2007年02月08日

携帯電話の売り場で

近くの中型スーパーマーケットに夕食の買出しに行ったときのこと。

駐車場から階段で下りてきて、食料品売り場へ行く途中に、
携帯電話の売り場がある。
最新機種が、いくつも出たみたいなので、
ちょっと立ち寄って、あれこれ触ってみる。
買い換えるわけではないけれど、新しいものには興味が湧いて。

私の横で、ちょっと派手目な若いお母さんと、
小学2年生くらいの女の子が、同じように携帯を触っていた。

お母さん「ほら、これだとね、
蓋を開けないと、このボタンが押せないでしょ。
でも、こっちはね、
蓋を閉じたままでも、ここにボタンがあるの。」

女の子「ふ~ん・・・」

お母さん「何かのとき、蓋をあける余裕も無いかもしれないじゃない。
だから、こっちの方がいいと思うよ」

そっか。
非常のときの、「SOS」送信ボタンのことを言ってるのね。

少し前、小学生に携帯電話は不要だと思っていた。
塾が終わって、「おわったよ~ 迎えに来てー」のコールだけのために、
小学生に携帯電話を買ってあげるの?
何だかちょっとなあ・・・ と思っていたけれど。

犯罪多発の世の中になってしまった現代には、
小学生にも、こうした防犯対策を組み込まれた携帯電話が、
必要になってしまったのね。

その昔、うんと小さい頃・・・
真っ赤な夕日が沈んで、そろそろと薄暗くなった空き地。
「からすが鳴くから、か~えろ~」と、
口々に歌いながら、それぞれの家に帰る子どもたち。
ふと思い出した、そんなシーン。
なんて、安全でのどかな時代だったのだろう。

今の子供たちは、可哀想・・・

投稿者 sako : 21:28 Write:21:28