日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています
「抜くときは、ここをクリックして、
それから、またクリックして、それからじゃないとダメですよ、
って、こんな風に丁寧に説明してくれたんですよ」
そう言いながら、生徒さんが私に見せてくれた小さなメモ用紙。
そこには、
USBフラッシュメモリーを抜くときの、
「ハードウェアの安全な取り外し」の説明が、
とても丁寧に書かれていた。
藤沢駅のそばに、シータという小さな店舗がある。
1階はゲーム用ソフトの売り場、
その2階から上がパソコン関連の売り場。
でも、ほとんどが少年から青年までの、
ゲームソフト目当てのお客で、パソコン関連のフロアは
いつも、たいていは閑散としていた。
でも実は、このお店は、
店員さん(みな若い青年)がとっても親切で、
小さなお店だけれど、品揃えは常にきちんとしていた。
だから、教室の生徒さんから、パソコンの周辺機器類や、
用紙、インクなどをどこで買ったらよいか?と尋ねられたら、
私はいつも、このお店を紹介していた。
駅からも近いし。
だけど、駅前にビックカメラができた今は、
私も、小さなものまで全てビックカメラへ行ってしまう。
親切なシータに寄ることは全く無くなってしまっていた。
そんな中、前からシータで買い物をしていた生徒さんが、
USBフラッシュメモリーを買うことになり、
私は、どんなものが良いかをお教えして、
ビックカメラに沢山売っていますよ・・と説明すると・・・
その生徒さんは、手を振りながら
「ダメですよ。ビックカメラの店員さんは、みんな不親切。
私みたいな年寄りには、もうわけが分からないです。
駅のそばのあのお店に行って買ってきます」
今も、シータの店員さんはやっぱり親切だった。
70代後半のお客さんだから、
きっと、ちゃんと使ってもらえるか心配だったのだと思う。
丁寧に説明の書かれたメモ用紙に、
生徒さんと店員さんのと、暖かいやりとりが浮かんできて、
なんだかとっても嬉しくなってしまった。
今度、また買い物に寄ってみよう。