日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています
「お蔵みたいなものだと思ってました」
生徒さんの言葉に、私の頭に一瞬「?」が灯り、
そのあと、なんだかとっても楽しくなってしまった。
だけど、ちゃんと説明しておかないといけないから、
生徒さんに手を振りながら、慌てて説明を。
「いえいえ違うんですよ。ごみ箱はお蔵として使うものじゃないんです。
いらないものを捨てるための場所で、
基本的には、もう使わないことを前提として、ごみ箱に捨てるんです。
またそのうち使うかも、と、一時保管に使う場所ではないんですよ。」
生徒さんは、そうだったんだ! 初めて知った!という風に
コロコロと笑いながら、こう言われた。
「普段は使わないけど、たまに、前に入れておいたのを探し出して、
どんなだったかなあ? って見るのかな?
こんな写真があったのか!って。それは楽しいなあ。
だから、お蔵みたいな入れ物だと思って使ってましたよ。
最初からずっと、そのまま大事に溜めてあります」
最初に「ごみ箱」の説明をちゃんとしておかなかった私の責任。
でも、こんな風に理解して、ごみ箱を「お蔵」として使ってる方もいるんだ。
それは私の想像をはるかに超える。
そして、なんだかすごく楽しかった。
お蔵・・・という存在すら忘れかけていたけれど、
そうそう、お蔵って、何か秘密のものが出てきそうで、
ちょっとドキドキする場所。
残念ながら、ごみ箱は、ちっとも面白い場所じゃないけれど、
デスクトップの端っこにあるアイコンから、
そんなイメージを膨らませた生徒さんの想像力。
なんて素敵なんだろう、と思いませんか?