小さなエッセイ

日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています

2007年05月23日

真理を見つけた?

本格的に、庭で花を作り始めたのが2年前。
その成果が、この春から現れて、
それまでは、ラベンダーとハーブくらいしかなかった庭に、
今、可憐な花たちが、次々と咲いてくれている。

で、デジカメの登場となる。
きれいな瞬間を閉じ込めたくて、
ファインダーを覗くことが激増したというわけ。

先日、カメラの腕前は間違いの無い、とある男性が、
「花って、どうやってレンズを向けていいか分からないんだよね」
と言っているのを耳にした。

そのとき、パッとひらめいた私。

その昔(大昔です)、モデルの女性を撮ることがあって、
その女性にレンズを向けるのだけど、
(フィルムカメラで105mmのレンズだったっけ)
ファインダーの中には、ごく平凡な画像しか捕らえられない。
どこをどう撮れば、彼女の魅力を感じさせる写真になるのか、
ぜんぜん分からなかった。

そう。そうなのだ。
日ごろ、女性のことを「美しい」とか「素敵」だとか思って、
眺めることなんてまるで無いのだもの。
急に、レンズを向けたって、自分自身で感動できるわけない。

でも、庭に咲く小さな花たちのことは、
「ああ、きれい!」「わ~ かわいい!」
「うん、こっちから見たほうがいい」「ああ、こっちも素敵!」
自分で勝手に感動してる。

だから、写真を撮れる。レンズを向けられる。

日ごろ、女性を「美しい」と思っていなかった私は(若い頃だったから)、
女性の写真が撮れなかったし、
お花をいつも見ていない人には、お花の写真を撮れない、という道理。

これって、ひとつの真理かもしれないな~
人の心は、いつも見ているものにこそ、繊細に働くのだ、、って。

庭のお花を眺めながら、そんなことを、考えたりしていました。

投稿者 sako : 21:02 Write:21:02