日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています
本格的に、庭で花を作り始めたのが2年前。
その成果が、この春から現れて、
それまでは、ラベンダーとハーブくらいしかなかった庭に、
今、可憐な花たちが、次々と咲いてくれている。
で、デジカメの登場となる。
きれいな瞬間を閉じ込めたくて、
ファインダーを覗くことが激増したというわけ。
先日、カメラの腕前は間違いの無い、とある男性が、
「花って、どうやってレンズを向けていいか分からないんだよね」
と言っているのを耳にした。
そのとき、パッとひらめいた私。
その昔(大昔です)、モデルの女性を撮ることがあって、
その女性にレンズを向けるのだけど、
(フィルムカメラで105mmのレンズだったっけ)
ファインダーの中には、ごく平凡な画像しか捕らえられない。
どこをどう撮れば、彼女の魅力を感じさせる写真になるのか、
ぜんぜん分からなかった。
そう。そうなのだ。
日ごろ、女性のことを「美しい」とか「素敵」だとか思って、
眺めることなんてまるで無いのだもの。
急に、レンズを向けたって、自分自身で感動できるわけない。
でも、庭に咲く小さな花たちのことは、
「ああ、きれい!」「わ~ かわいい!」
「うん、こっちから見たほうがいい」「ああ、こっちも素敵!」
自分で勝手に感動してる。
だから、写真を撮れる。レンズを向けられる。
日ごろ、女性を「美しい」と思っていなかった私は(若い頃だったから)、
女性の写真が撮れなかったし、
お花をいつも見ていない人には、お花の写真を撮れない、という道理。
これって、ひとつの真理かもしれないな~
人の心は、いつも見ているものにこそ、繊細に働くのだ、、って。
庭のお花を眺めながら、そんなことを、考えたりしていました。