日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています
「長い間お世話になりました・・・」
そ、そんなことは言わないで下さい・・と思いつつ、
次の時間の生徒さんがもう来られていたので、
深々と頭を下げて帰られる生徒さんを、
ドアから見送っただけで終わってしまった。
もっとちゃんとご挨拶したかったのに。
2001年4月に教室に来られ、途中少しお休みがあったけれど、
もう6年も通って下さった生徒さん。
70代でバリバリにWordを使われて、
うっとりするような素敵な絵をWordで描いて持ってきてくださる。
スラッとスタイルがよくて、とてもお洒落で、センスがよくて。
思い立てば、どこへでもヒョイっと出かる行動力。
憧れてしまうほど素敵な人生の先輩である生徒さん。
その方が、今日で最後の教室になってしまった。
ご主人の体調がとても悪くなり、入院・手術をされて、
今後はつきっきりの介護を余儀なくされる状態と言われる。
とてもパソコンで遊んでいられる状況ではなくなって・・・
少し疲れの見えるお顔で、
申し訳ないけれど、今日でおしまいに・・・と静かに仰られた。
次の授業が終わったあとも、問い合わせの電話応対などでバタバタして、
やっと自宅に戻り、すぐに夕食の支度をする。
包丁を持ちながら、ふとその生徒さんのことを考える。
生徒さんのお宅はご近所だし、お会いできることもあると思うけれど、
もう教室には来られない・・と思うと、
なんだかとても淋しくなって、ため息が出る。
自分は11月で教室を閉じるくせに、それを棚に上げて・・・
窓の外では稲光り。そしてドロドロと雷の音。
一日も早く、
ご主人の体調がよくなり、生徒さんの心休まる日が訪れますように・・・