日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています
カウントダウンするつもりじゃなかったのに、
なぜか、カウントダウンエッセイ。
で、ついに今年も明日1日を残すだけに。
と、言うほどの感激は、ちっとも無くなってて、
明日、明後日、明々後日・・・ と続く日々に何も変わらないと、
つい思ってしまうところが、なんだか哀しい。
子供の頃は、お正月は特別だった。
だから、大晦日も特別だった。
両親や家族は、みなとにかく忙しい。
私はそんな家族の邪魔をしないように、
近所の幼馴染と、外で石蹴りやゴムだんなどして遊んでたと思う。
あの頃は、道路が遊び場で、
真冬でも、近所の子供たちはみな、道路で遊んでた。
夜になっても、
年始の来客のために大量のお節を作る母は忙しく、
その夜だけは除夜の鐘が聞こえる深夜まで起きていた私も、
忙しく立ち働く母たちを背中に、やがてグッスリと眠ってしまう。
元旦の朝、眠い目をこすりながら起きる私の前には、
きれいに掃き清められた家の中と、きちんと飾られたおせち料理。
そして、着物を着てかしこまる父と母。
いつもとまるで違う朝の空気に、
子供ごころにも、厳かなな気持ちになったものだった。
そう、あの頃はほんとうに特別な日だった・・・
そんな特別な日を、そんな大晦日やお正月を、
自分の子供たちに残してあげられないことが、
とても口惜しく、申し訳ない気持ちになる。
時代が変わってしまうことは、多くのものを失っていくことなのですね。