日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています
会場はもちろん、女性の来場者で埋め尽くされて、
男性の姿は、まったく皆無。
年齢層は、若い女性から中高年まで幅広く、
入場を待つ列こそ無かったけれど、場内は人で溢れていました。
ターシャ・テューダー展(銀座松屋)に行きました。

ターシャの庭の素晴らしさは、改めて言うまでもなく、
会場にも、
ターシャの庭とコーギーコテージと呼ばれる住まいが再現されていて、
可憐なお花たちが咲き乱れていた。
ターシャの世界は、現代ではなく、100年前のニューイングランドそのもの。
何もかもがアンティークで、現代に生きる私たちからは、
あまりにかけ離れて、そこだけが時代を超えてしまっている。
赤毛のアンやピーターラビット、大草原の小さな家・・・
そんな物語の中のどこかで見かけたような、
やさしくて懐かしくて、草の匂いいっぱいの世界・・・
そんなターシャに憧れる女性たちが、
今日も会場を埋め尽くしている。私を含めて。
なぜ、こんなに女性たちの心を惹き付けるのかな?
みんな、何を求めて、ターシャの世界に憧れるのかな?
私たちの日々の暮らしの中では、
とうてい届かないようなこのライフスタイル。
時間の流れ方が違うとしか思えないような、ターシャの暮らし。
手には届かないターシャのその時間を、
自分のものには出来ないけれど、
だからこそ、絵本を見たり、写真を見たり、本を読んだりして、
そんな瞬間だけ、自分もターシャの世界の住人のように、
錯覚することが楽しいのかもしれない。
ターシャの愛するコーギーのことも、
私には、嬉しくて幸せな気持ちになる。
「コーギーほど魅力的な犬は他にいないと思います。
コーギーと出会えたことは、貴重な宝物を見つけたくらい、
幸運な偶然でした。」
多くの犬たちは、どの犬もみな魅力いっぱいだけれど、
コーギーの魅力をターシャと共有しているところが、
よりいっそうの親近感を覚えるのでした。
絵本の原画が見られたことも、良かったです。
やはり、印刷物じゃなくて、原画はまったく違います。
ほんとうにすばらしかった。

