小さなエッセイ

日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています

2008年10月27日

揺れる文字

ずっと前から(初夏のころから)ばね指になって、
両手の中指がうまく動かなくなってた。
そのうち治るだろうと安穏としてたけど、
痛みは増すばかり。雑巾もしぼれなくなって、
整形外科にいかなくちゃいけないかな、
と思いつつ・・・

右ひざの裏が、どういうわけか痛み出して、
立ってても歩いても、鈍痛が消えなくなってた。
こっちも、そのうち治るかな、、と思っていたけど、
消え去る気配がないので、整形外科へいかなくちゃいけないかな、
なんて思いながら・・・

時間が全く取れなくて、
イベントが終った今日の午後、やっと近所の整形外科へいきました。

2時半からの診療に、少し早めに着いたら、
扉の外の廊下の椅子は、既に人がいっぱい。
どうやら、よくあるファミレスの順番待ちみたいに、
扉にぶら下がっている紙に名前を記入して待つらしい。

そこで、名前を書こうと用紙を見たら、
10人ほどの名前(カタカナで書かれている)のほとんどが、
線がゆらゆらと揺れてる文字だった。

そう、お年寄りが文字を書くと、
手が震えるせいで、そんな文字になるのです。
見回せば、ほとんどの人がお年寄りばかり。

それで思い出した。教室に来られていた生徒さんのこと。
最近、文字がうまく書けなくて、
このままだと読めるような文字が書けなくなるので、
今のうちに、パソコンを覚えよう、と頑張っていられた生徒さん。
いつしか、パソコンで文字が打てるようになり、
メールも手紙も、パソコンでOKになった。

それで、幾度と無く私にお礼を言われるのだった。
「先生のお陰で、パソコンで書けるようになって、
ほんとうに助かりました」って。

今更に、偉いな~とその生徒さんのことを思い出した、
整形外科の待合室でのことでした。

投稿者 sako : 21:50 Write:21:50