日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています
朝の散歩、ちょっと違うルートを選んで角を曲がると、
ちょうど「資源」の収集日で、人々が集まっていた。
その中に友人を見つけて手を振る私。
ずいぶん長いこと会っていなかったその友人と、
束の間だけど、近況報告を。
彼女の可愛がっていた柴犬が亡くなって、
しばらく月日が過ぎていたので、
「淋しいでしょ」と尋ねると・・・
「日にちが過ぎていくうちに、
家の中のあちこちから出てきていた抜け毛が、
ほとんど出てこなくなって、
居なくなったことを実感するの」と彼女。
さくらが我が家に来て5年が過ぎ、
もう、家中、ありとあらゆるところから、
さくらの抜け毛が、綿のようにふわふわと出てくる。
廊下や階段の隅も、家具の裏からも、サッシの溝にも・・・
家族の靴下の底にはさくらの毛がついたまま洗濯カゴに。
コートにも、バッグにも、抜け毛をつけたまま外出してしまう。
きっと、犬嫌いの人は、我が家に長居は出来ないと思う。
もし・・・ さくらが居なくなってしまったら、
それらの抜け毛は、日にちが過ぎるほどに消えてゆき、
やがて、どこにも見当たらない日がくるのだろう。
それは、なんと切ないことだろうか・・・
友人の話に、
愛する犬との別れの淋しさを、ひしと実感した朝でした。