日々の暮らしの中に想うことをあれこれと書いています
コンクリートの建物は、公共施設であるために、
飾り気もなく、堅苦しい雰囲気で、
築40年の古さが、あちこちに顔を出していた。
だけど、ここは夫の暴力にボロボロになった女性たちが、
救いを求めて逃げ込む場所。
このような、DV被害者のためのシェルターという避難施設は、
各自治体の下や、民間団体のボランティアの下に、
あちこちで目立たない活動を続けている、という。
DV被害者支援のひとつ。
自立を助けるための、パソコン講座について、
私が手伝っている団体も、活動をスタートすることになり、
今日はそのノウハウや情報をもらうために、
指導者育成講座のさわりだけ受けてきた。
(って、私がそんなことまで手伝うことになるなんて、
思いもしなかったけど・・・)
だけど・・・
団体の手伝いをするようになって、初めて身近に感じたDVという言葉。
世の中に、こんなに「暴力」が溢れていたなんて知らなかった。
DVから逃れて、シェルターに逃げ込む女性たちは、
いつ相手に見つけられて、また暴力を受けるのではと、
不安の日々を送りながらひたすら身を隠す。
やっと自立の道を歩み始めても、
本名を伏せて、逃げ隠れながらの生活。
心の傷を抱え、怯えて過ごす日々に、「平安」の文字は遠い。
日曜日のシェルター。
帰りがけ、奥のほうの部屋から、若い女性の笑い声が聞こえてきた。
なんだか、ちょっとだけホッとして、帰り道を急ぎました。